☆経糸と横糸で織り出す、心模様
“坐禅と般若心経の集い”法話 vol.5 「心経」 『般若心経』の「心」はサンスクリット語の「フリダヤ」を漢訳して「心」の字を当てたのですが、どちらも「心臓」を意味します。ここでは心髄とか核心というような...
“坐禅と般若心経の集い”法話 vol.5 「心経」 『般若心経』の「心」はサンスクリット語の「フリダヤ」を漢訳して「心」の字を当てたのですが、どちらも「心臓」を意味します。ここでは心髄とか核心というような...
“坐禅と般若心経の集い”法話 vol.4 「波羅蜜多」 ―― サンスクリット語のパーラミターの音訳で「到彼岸」とか「度」と訳します。悟りに到る六つの徳目で、六波羅蜜という菩薩の実践徳目をいいます。 最近...
“坐禅と般若心経の集い”法話 vol.3 「般若」 ――サンスクリット語の「プラジュニャー」または俗語形の「パンニャ」の音写で「智慧」と訳します。摩訶という偉大な仏の智慧のことです。 ――平等の中に差別...
“坐禅と般若心経の集い”法話 vol.2 漢文の経典のタイトルは、経典内容の大綱を端的に示したものといわれます。 『摩訶般若波羅蜜多心経』から始めましょう。 「摩訶」 ――サンスクリット語のマハーの音訳で「...
“坐禅と般若心経の集い”の法話より vol.1 さて『摩訶般若波羅蜜多心経』は多くの訳があるなか、もっともよく用いられているのは、唐の玄奘三蔵法師(602~664)の訳であります。 玄奘三蔵は後世に孫悟空が...